電力自由化 ５つの誤解

お久しぶりです。

今年（2016年）４月より、電力自由化となります！

いよいよ家庭の電気も購入先を自由に選べる時代になりますね
皆さんは、既に購入先を検討されているでしょうか？

我が家は熱源もすべて電気の、いわゆるオール電化住宅です
日中は割高で夜間は割安の電気料金単価になる契約です
日中は、太陽光発電でまかなってしまうので
殆ど昼間の電気を買う事がありません
こんな条件で色々なサイトのシュミレーションを利用して
最適な会社を探し回ったのですが、
どの料金プランを当てはめても、「割高」と出てしまいます。
結局のところ、現在の契約のままが最適（電気代が安い）
と言う判断となりました
なんだか、つまんなーい　って感じです

新たな購入先を決めるにあたって、電気に携わる私でも、
少し戸惑った感じがあったので
一般の方が、これから電気の購入先を決める場合にはあわてずに
じっくり考えて決めて下さい。

消費者が抱きがちな「五つの誤解」
その１「電気の契約は３月中に行わなければ電気が止まってしまう？」
と言う誤解に対しては、契約先を変更しない場合は、
今の電力会社から引き続き電気が供給されるので、
「あわてる必要はありません」。

その２「新しい電力会社は新参者で不安・・・停電が起こるのでは？」
と言う誤解に対しては、例え契約した新電力会社が倒産しても
停電が起こる事はありません。

その３「新たに電線を引いてもらう必要があるのでは？」
と言う誤解に対しては、「電線は今あるものをそのまま使います」

その４「クーリングオフは出来ない」
と言う誤解に対しては、「訪問販売や、電話勧誘を受けて契約をした場合は
８日以内は無条件で解約できます」

その５「スマートメーター（通信機能付き電力量計）に
取り換えるのは有料」
と言う誤解に対しては、「スマートメータの取付は原則無料です」

この他には、消費者庁からの注意喚起で
・「契約先を選ぶ際には、事業者が国に登録されているか」
・「料金メニューは今の使用量との比較になっているか」
・「途中解約や割引に条件はあるか」
といった点を確認するように呼びかけています。

こういった新しい制度ができると、良くない事を考える族が出てくるものです
十分に気を付けて、慎重に決める事をお勧めします。

ではまた。

タグ：電力自由化

電力自由化で、電気代は安くなるか？

みなさんこんにちは。


またまた台風です・・・
残暑はどこへ行ったのでしょうか？

こう日照時間が短いと、
太陽光発電の売電収入が少なくなってしまいます。


電気代もバカになりませんからね～


でも、もうすぐ一般家庭も電力自由化の波が
やってくるのを知っていますか？

来年４月から電力小売りが全面自由化になって
普通の家庭でも電力会社を選べるようになります

電力会社を選べるように成ると言っても

「はぁ？」となる方もいらっしゃいますよね

関東なら東京電力さんから電気を買っていると思いますが
東電さんとは別の「独立系発電事業者」から
電気を買う事が出来るようになります。

「はぁぁ？」となりますよね

お馴染みの電力会社とは別に、火力や、バイオマス、
太陽光などの発電所を所有する発電事業者
（小さな電力会社みたいな・・・）

そこが、元々ある電力会社の送電線を借りて
契約した家庭へ電気を送る事に成ります。

電気の質も全く電力会社と変わらないので
電気が不安定になったり、
自分の家だけが停電になるなんて事はありませんよ



じゃあ、契約をこの「独立系発電事業者」に変えるメリットは？
と、成りますが、家庭向けの自由化の具体的な条件が
まだ開示されていないので分かりませんが。

基本料金が安くなる予定です。

沢山使っても、少ししか使わなくても
変わらない基本料金は、
使用料と違って節約できないので
このメリットは大きいと言う事です。

ところが、今日（７日）電力取引監視等委員会の専門部会で
各電力会社から申請された「送電線の使用料」（託送料）が
電気料金の３～４割ほどを占める申請だったようで

「高すぎる」と批判の声も上がっていて
監視委が妥当か審査して、
年内にも経済産業省へ意見を出すようです。

大手電力会社も、顧客を取られない為の対抗なのでしょうか？

いずれにしても、私たち消費者は「安いに越したことはない」
これが本音ではないでしょうか？


電力自由化に関しては、私もチョッピリ関係がある話なので
書いてみました。


ではまた。