愛知県東郷町の高齢者福祉事業でトラブルか？

お久しぶりです。

高齢化社会がさらに加速する中、
各自治体も独自の高齢者福祉サービスを行っていますね

名古屋市では・・・
急病や、火災などの緊急時に　ペンダント型の緊急ボタンを押すだけで
消防署へ通報できたり、緊急通報装置の相談ボタンを押すことで
24時間365日いつでも看護師のいる民間のコールセンターにつながり
相談をする事が出来る「緊急通報事業（あんしん電話）」を
設置してくれたり

横浜市では、
理容師・美容師が自宅に訪問してくれて
カットなどを行ってくれる福祉事業があります
（サービスを受けるには、それぞれ条件があります）

そんな中の１つで、愛知県東郷町が行っている
「給食サービス（食の自立支援事業）」があります
これは、６５歳以上の高齢者が一人暮らしをしている場合などの条件で
希望者に週１～７回　夕食を宅配してくれるものです
申請すると、職員が訪問してきて、
身体の状況や希望を確認に来るそうです。



それぞれの家庭の事情で、仕方なく高齢の親と
別々に暮らす家族は少なくないと思います
そんな時に、単に夕食を届けて帰るだけではなく
食事の受け渡しで高齢者の安否確認も行ってくれる
この福祉事業は、家族にとっても親にとっても
安心して生活できるサービスだとして利用者も多いようです。

愛知に住む私の知人も、事情があり
お父様と別々に住んでいました
お父様は、東郷町の給食サービスを受けて
一人で団地住まいをしていました
私の知人も、仕事の合間に訪問したり、電話で話をするなど
常にお父様を気にしていました

そんなある日、知人がいつものように
お父様の住む団地の部屋を訪ねると
応答がなかったので、不審に思い
ドアを開けると
玄関でお父様が倒れていたそうです

救急搬送され、一命は取り止めたのでしたが
意識もなく、病院側からは「生きられない」と宣告されたそうです



お父様は、高齢な事もあり玄関で転んだせいで
その場から動けなくなってしまったようです
給食の配達に来たときも、玄関で倒れていたようで
動けないまま、２日間も玄関で横たわっていて
発見直後は、話も出来たのですが
安心したのか？すぐに意識がなくなったようです・・・

その後、お父様は寝たきりのままですが　
若い頃から体力をつけていた為か、
病院側から「奇跡的な回復」と言われ　生き続けています
とは言っても、人工呼吸器をつけて、しゃべる事も出来ないようです・・・

知人によると、東郷町の給食サービスを受けていたのに
倒れている事に気づかず、２日（２回の夕食）も給食の受け渡しを
していなかったようです
受け渡しが出来ない場合、安否確認が出来ていないと言う事で
家族や、役所に連絡が来るはずなのに・・・
配達に来た給食業者は、２日間も連絡を怠っていたようです
たまたま知人が訪問して発見したから良かったものの
もう一日遅かったら、お父様はどうなっていたか・・・

その後、東郷町側と知人は話す事に成り
委託先の給食会社の対応ミスを認めた書面をもらったそうです
東郷町側からも賠償責任がある事を認めているようですが
発見が遅れたことにより重症化してしまった責任は
金銭で補えないのは事実でしょうね

とは言っても、高額の医療費を負担してきた家族や、
寝たきりになってしまったお父様の介護を続ける事を考えると
現実問題として、賠償金に頼らざるを得ない状況なのでしょう

東郷町側は責任は認めたものの、東郷町側の弁護士が出てきて
賠償金について難色を示しているようです・・・
知人側も弁護士を頼んで、話を進めているようです

組織　対　個人では
個人は弱そうです・・・



今後、このような事故が起こらず
円満解決を望みます。

公共サービスとは言え、安心できないですね

ではまた。

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タグ：福祉サービス